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基礎研究部

臨床免疫機能研究室

 本研究室では、現代社会の環境変化や急激な高齢化人口に対応し、抗感染症、抗がん、抗加齢の観点から、基礎と臨床をつなぐ免疫機能研究に取り組んでいます。1990年から開始したインターフェロンα産生能を中心とする検査や、1994年から2010年まで実施したがん免疫療法IFNANKの取り組みを通じ、免疫機能検査の臨床的重要性(加齢による変化や、治療の指標となる項目を見つけること、病態解明に有用など)を確認しました。研究は、インターフェロン・生体防御研究室、シックハウス研究室、分子免疫研究室の協力を得ながら下記を中心に実施しています。




1)免疫機能検診(Eコース他)
20年以上にわたりボランティアを中心とする方々に医療法人社団 医聖会百万遍クリニック(旧 当センター附属診療所)にてIFN産生能と一般血液検査および健診項目を組み合わせた免疫機能検査を実施しています。
発展型として、多種のサイトカイン産生、リンパ球サブセット、NK活性などを組み合わせた免疫機能検査も実施しています。

2)化学物質過敏症の免疫学的検討
住環境に起因する疾病、化学物質過敏症の疾患概念や診断指針に関する基礎的研究で免疫機能解析を担当しています。また、シックハウス外来の臨床とマニュアル作成もサポートしています。詳細は

                         

3)今後目指す複合領域への課題
健康寿命の延長、抗加齢の観点から機能性食品・食材が免疫系に及ぼす影響について医農連携での研究に。また働く人の健康職場を目指し、疲労や心理的要因の影響にも着目した免疫機能研究に取り組もうとしています。

4)対外活動
上記に関する相談や、啓発活動に取り組んでいます。


(室長:谷川 真理)