生物安全実践講習会 開催案内
期日: | 令和2年8月7日(金) 9:00〜17:15 |
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会場: | 食品衛生センター ホール(公社)日本食品衛生協会 5階 |
所在地 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-6-1 |
公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター
一般財団法人 機能水研究振興財団
生物安全実践講習会開催のご案内
(公財)ルイ・パストゥール医学研究センター (一財)機能水研究振興財団 共同公益事業
私たちは各種の微生物と共存して生活していますが、感染症を引き起こす感染症病原体(主に細菌やウイルスなどの病原微生物;以下、病原体と略)とは、遠い昔から闘いを続けており、今も各種の感染症の流行、薬剤耐性菌の出現と伝播、さらにはバイオテロなどの脅威に曝されています。
それらを回避、制御、克服するために国は、公衆衛生指導やワクチン・抗生物質の開発・導入を進め、近年はHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)に沿った衛生管理や、ヒト・動物・食品・環境を関連付けて総合的に研究し薬剤耐性菌対策を構築するワンヘルス(One Health)という考え方などの新しい政策を打ち出し・推進しています。
感染症の発生・流行は、病原体、感染経路、および宿主(ヒト)の感受性の3条件がそろって起きます。したがって、これらに関連する的確な最新知識と技術を学び身に着けることが、病原体の感染を防ぎ、感染症に対する個人および社会の安全性を高めていく上で不可欠です。しかしながら現在、我が国では上記のことを学ぶことができる教育の場が極めて限られています。
以上のことを踏まえて、近代細菌学の祖であるルイ・パストゥール(仏;1822-95)の理念に基づき研究活動しているルイ・パストゥール医学研究センターと殺菌性機能水の標準化と効果的使用法に取り組んでいる機能水研究振興財団では、感染症対策の教育の場として「生物安全実践講習会」を共同公益事業として立ち上げることになり、国立感染症研究所など公的研究機関出身の感染症専門家の協力・指導ならびに関係企業の賛同を得て制度設計やカリキュラム構築などの準備を進めてまいりました。
「生物安全実践講習会」は、上記の感染症発生3条件に関連して、病原体とその取扱い技術、感染予防のための衛生管理、感染症発生後の危機管理などについて座学と実習を実施することを基本内容としています。そして、受講者のニーズに応じた以下の4つのコース実施を計画しています。
- 生物安全基盤コース:病原体基盤知識必要者(医療機器、衛生器材、機器・実験室メンテナンス、建築、スポーツ施設などの従事者)
- 生物安全Aコース:病原体接触者(食品施設、介護施設、歯科施設、関係行政機関などの従事者)
- 生物安全Bコース:病原体取扱者(バイオ実験施設、医療関係施設、大学などの従事者)
- 生物安全特別コース:生物安全に関わる特別な事案(病原体運搬、薬剤耐性菌対策、輸入感染症対策等)の従事者
今回、本年2月に京都で開催した第1回生物安全基盤コースと同じプログラムの講習会を東京で実施することになりましたのでご案内する次第です。
別紙 「実施要項」、「プログラム概要」も合わせてご覧いただき、お申込みいただければ幸いに存じます。
多数の皆様のご参加をお待ちいたしております。
2019年6月吉日
(公財)ルイ・パストゥール医学研究センター
理事長 吉川 敏一
(一財)機能水研究振興財団
理事長 堀田 国元
第2回 生物安全基盤コース 実施要項
開催日時 | 令和2(2020)年8月7日(金)9:00~17:15(開場8:45) |
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会場 | 食品衛生センター ホール (公社) 日本食品衛生協会 5階 所在地 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-6-1 アクセス 東京メトロ銀座線・外苑前駅(3出口)より徒歩7 分 JR・千駄ヶ谷駅 / 都営大江戸線・国立競技場駅より徒歩13 分 JR・原宿、明治神宮前駅より徒歩13分 副都心線 北参道駅より徒歩10分 |
内容 | 生物安全基盤コース(別紙プログラム概要を参照下さい) |
対象者 | 病原体の基盤知識を必要とされる、医療・衛生機器、食品加工機器、建築設備などの開発・設計や医療・介護、食品、スポーツ施設、実験室等の維持管理に従事される方。 |
受講料 | 1名 20,000円 |
定員 | 32名 (密閉・密集・密接を避けるために210名定員のホールを使用いたします) 定員を超えた場合、事務局で調整させていただきますことをご了承下さい。 |
申し込み | ウェブサイト<https://bit.ly/PBF0807B>にある申込フォームから受付けます。 |
申込締切 | 2020年7月31日(金) |
その他 |
【事務局】 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-20-8 一般財団法人 機能水研究振興財団内 生物安全実践講習会事務局 本間茂 E-mail:homma@fwf.or.jp URL: http://www.fwf.or.jp TEL:03-5435-8501 FAX:03-5435-8522 |
講習会プログラム概要
(実習の項目・内容は変更になる可能性がありますことをご了解ください)
時間 | 区分 | 科目 | 演者/講師/スタッフ等 |
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9:00‐9:10 | 開講挨拶:ルイ・パストゥ-ル医学研究センター理事長 吉川敏一 事務連絡:本日のスケジュール |
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9:10‐9:25 | ガイダンス | 生物安全講習会概要 | 堀田国元 機能水研究振興財団 |
9:25‐9:55 | 座学 1 | 感染症概論 | 木ノ本 雅通 元国立感染症研究所 |
9:55‐10:25 | 座学 2 | 病原体概論Ⅰ-細菌- | 中野 隆史 大阪医科大学医学部 |
10:25‐10:40 | (休憩) | ||
10:40‐11:10 | 座学 3 | 病原体概論Ⅱ-ウイルス- | 吉澤重克 元千葉県家畜衛生研究所 |
11:10‐11:40 | 座学 4 | 感染防御概論Ⅰ-感染経路対策- | 本間茂 機能水研究振興財団 |
11:40‐12:10 | 座学 5 | 感染制御概論Ⅱ-殺菌・消毒- | 岩澤篤郎 東京医療保健大学 |
12:10‐12:50 | (休憩・昼食) | 昼食は事務局にてご用意いたします。 | |
12:50‐13:30 | 招待講演 | 「新型コロナウイルス感染拡大防止対策について」 関係官庁担当官にご講演いただくべく調整中です。 |
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13:30‐13:50 | 実習解説 | 各担当企業 | |
13:40‐15:50 | 実習A | A衛生的手洗い B ATP検査 C 動く細菌の直接観察 D個人防護具(PPE)の着脱 |
グループに分かれA〜Dの実習項目を実施する |
実習B | |||
実習C | |||
実習D | |||
15:50‐16:00 | 総合討論 | 質疑 | 座学・実習講師 |
16:00‐16:10 | 説明と試験用紙配布 | 事務局 | |
16:10‐16:55 | 試験 | 理解度テスト兼資格認定試験 | |
16:55‐17:05 | 閉講挨拶:堀田国元 機能水研究振興財団理事長 事務連絡後解散 |