お知らせ

生物安全実践講習会 -新たな感染症対策の教育の場が開講-

第1回基盤コース

令和2年2月25日、京都市にて「生物安全実践講習会 第1回基盤コース」が開催されました。「生物安全実践講習会」は施設内感染対策を念頭に、新しく開催された講習会です。この講習会は法令を含めて、病原体とその取と扱い技術、感染予防のための衛生管理、感染症発症後の危機管理などを基本とされている講習会です。

マスク装着、手指消毒

第2回基盤コース 2020.8.7 東京

第2回: 検温、手指消毒、N95マスク、3密回避、窓開け換気、対人距離確保

第2回基盤コースプログラム

時間 区分 科目 演者/講師/スタッフ等
9:00‐9:10 開講挨拶:ルイ・パストゥ-ル医学研究センター理事長 吉川敏一
事務連絡:本日のスケジュール
9:10‐9:25 ガイダンス 生物安全講習会概要 堀田国元 機能水研究振興財団
9:25‐9:55 座学 1 感染症概論 木ノ本 雅通 元国立感染症研究所
9:55‐10:25 座学 2 病原体概論Ⅰ-細菌- 中野 隆史 大阪医科大学医学部
10:25‐10:40 (休憩)
10:40‐11:10 座学 3 病原体概論Ⅱ-ウイルス- 吉澤重克 元千葉県家畜衛生研究所
11:10‐11:40 座学 4 感染防御概論Ⅰ-感染経路対策- 本間茂 機能水研究振興財団
11:40‐12:10 座学 5 感染制御概論Ⅱ-殺菌・消毒- 岩澤篤郎 東京医療保健大学
12:10‐12:50 (休憩・昼食) 昼食は事務局にてご用意いたします。
12:50‐13:30 招待講演 「新型コロナウイルス感染拡大防止対策について」
関係官庁担当官にご講演いただくべく調整中です。
13:30‐13:50 実習解説 各担当企業
13:40‐15:50 実習A A衛生的手洗い
B ATP検査
C 動く細菌の直接観察
D個人防護具(PPE)の着脱
グループに分かれA〜Dの実習項目を実施する
実習B
実習C
実習D
15:50‐16:00 総合討論 質疑 座学・実習講師
16:00‐16:10   説明と試験用紙配布 事務局
16:10‐16:55 試験 理解度テスト兼資格認定試験
16:55‐17:05 閉講挨拶:堀田国元 機能水研究振興財団理事長
事務連絡後解散

第2回基盤コースの様子

会場:日本食品衛生協会ホール(東京都渋谷区神宮前)
日時:2020年8月7日 9時開始

座学の様子:ソーシャルディスタンスを取り、マスクを装着

座学が始まる前に興研の実習担当者からN95が配布され、装着方法の説明があった。
※気分の悪くなった人はサージカルマスクに換えてもいいとアナウンスした。

受講生は座学開始時はN95をしていたが、途中7名ほどサージカルマスクに換えていた。

実習の様子: マスク装着と細菌の顕微鏡観察

  • マスクの正しい装着:興研㈱

  • スマホ顕微鏡で見る細菌観察:ミルキン㈱

実習の様子:衛生的手洗いとATPふき取り検査

  • 衛生的手洗い: サラヤ(株)

  • 手洗い後の清浄度チェック:キッコーマンバイオケミファ(株)

  • 手洗いの実習:洗い残しが見える!
    測定は専用のゲルを使って
    ・テスト前
    ・手洗い後
    ・手洗い指導を受けた後の手洗い
    専用のライトを充てると汚れが光る

  • キッコーマンバイオケミファ(株)
    ※キッコーマンのATP拭き取り検査システム(ルミテスター)を使って生き物を含む多くの有機物に含まれるATPを汚れの指標として、高感度に汚れを検出
    ※マイクを検査したらものすごい値だったとの情報あり

討論と試験

  • コロナで情報が氾濫しており、正しい情報がどれか知る方法を知りたい、などの質問が出た。

試験が終わったら早く帰っていいですよとアナウンスしたため、予定より15分程早く終了した。

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