研究実績(2016年)

原著

  1. 1.Ikezoe K, Oga T, Honda T, Hara-Chikuma M, Ma X, Tsuruyama T, Uno K, Fuchikami J, Tanizawa K, Handa T, Taguchi Y, Verkman A. S, Narumiya S, Mishima M, Chin K Aquaporin-3 potentiates allergic airway inflammation in ovalbumin-induced murine asthma.  Scientific Report (6) 25781, 2016

  2. Azuma K, Uchiyama I, Tanigawa M, Bamba I, Azuma M, Takano H, Yoshikawa T, Sakabe K
    Association of odor thresholds and responses in cerebral blood flow of the prefrontal area during olfactory stimulation in patients with multiple chemical sensitivity.
    PLoS ONE (11), 2016

  3. Azuma K, Uchiyama I, Uchiyama S, Kunugita N
    Assessment of inhalation exposure to indoor air pollutants screening for health risks of multiple pollutants in Japanese dwellings.
    Environmental Res. (145)39-49, 2016

  4. Sakabe K, Kimura M, Terayama H, Tsunoda M, Kitajima E, Takano H, Azuma K, Mizukoshi A, Matsuda T, Mori C, Miyata M, Ishikawa S, Aizawa Y
    Chemical Sensitivity-The Frontier of Diagnosis and Treatment
    臨床環境医学 (25)49-54, 2016

  5. 吉崎和幸、宇野賀津子八木克巳 他 
    治療前血清バイオマーカー測定による間接リウマチに対する分子標的治療の効果予測-個別化医療の幕開け-
    炎症と免疫 24(5)62-69, 2016

  6. 宇野賀津子 低線量放射線の影響:福島から何を学ぶ
    ADC Letter for Infectious Disease Control (3)28-29, 2016

  7. 加藤貴彦, 藤原悠基, 中下千尋, 盧渓, 久田文, 宮崎航, 東賢一, 谷川真理, 内山巌雄, 欅田尚樹
    化学物質過敏症研究へのメタボロミクスの応用.
    日本衛生学会誌(71)94-99, 2016

  8. 土橋康成 遠隔病理診断のガイドラインと診断に際して留意すべき点について.
    病理と臨床34(1) 16-19, 2016

  9. 土橋康成 平成28年4月熊本地震JMAT京都第4次派遣活動報告.
    京都医報 No.2083, 1-7, 2016

  10. Kokura S, Yoshikawa T, Onishi T
    Hyperthermia Oncology from Bench to Beside
    Springer  2016.6.1

  11. Kokura S
    The present state of hyperthermia in Japan, and by what kind of way should we progress from now on?
    京都学園大学健康医療学部紀要 13-20, 2016

  12. 東賢一 脳科学的見地からみた化学物質過敏症 
    アレルギーの臨床 (36)21-25, 2016

著書

宇野賀津子他 「放射線必須データ32」創元社 2016年3月

学会発表

国際会議・シンポジウム

  1. Azuma K, Kishikawa H, Sakai H, Morikawa T, Ito A, Ito T, Koike H, Ono M, Nakai S, Uchiyama I. Association between environmental noise and subjective symptoms related to cardiovascular diseases among elderly people: a Japanese population-based study.
    International Society of Environmental Epidemiology- Asia Chapter Conference 2016, (札幌)2016.9.26-29

  2. 高垣雅緒、宇野賀津子
    NARRATIVE CASE STUDIES: HOW MADE THEIR FINAL DECISION TO SURVIVE FROM JAPANESE MAGA-EARTHQUAKE, TSUNAMI, AND NUCLEAR REACTOR ACCIDENT FOR TRANSGENDER PEOPLES.(アムステルダム)2016.6.17-21

  3. Azuma K, Sakai H, Morikawa T, Ito A, Ito T, Koike H, Kishikawa H, Ono M, Nakai S, Uchiyama I. Association between long-term exposure to ambient air pollution and cardiovascular diseases among elderly people: a Japanese population-based study.
    28th Annual International Society for Environmental Epidemiology Conference(ローマ)2016.9. 1-4

  4. K. Uno, Y. Shimada, M. Tsubokura, A. Ozaki, K. Hashino, K. Yamamoto, S. Ochi, T. Mori, M. Takagaki, K. Yagi, Y. Kanazawa, T. Oikawa
    USING IFN PRODUCTION TESTS, CLINICAL AND PSYCHOLOGICAL INDICATORS TO PROVIDE INDIVIDUALIZED SUPPORT FOR EVACUEES LIVING IN TEMPORARY HOUSING IN MINAMI-SOMA AND SOMA CITY (FUKUSHIMA).
    Cytokines 2016(サンフランシスコ)2016.10-13-21

国内学会・研究会

  1. 東賢一内山巌雄谷川真理、東実千代、萬羽郁子、高野裕久、吉川敏一、坂部貢
    化学物質過敏症有訴者に対する匂い刺激が脳血流と末梢血酸素飽和度に及ぼす影響
    第86回日本衛生学会(旭川) 2016.5.11-13

  2. 宇野賀津子、嶋田裕記、坪倉正治、尾崎章彦、橋野洸平、山本佳奈、越智小枝、森田知宏、高垣雅緒八木克巳、金澤幸夫、及川友好 
    福島県南相馬・相馬地域仮設住宅の健康に関する仮設懇親会と検診の取り組み:IFN-α産生能検査から見えて来たもの 
    第81回日本インターフェロン・サイトカイン学会学術集会(長崎)2016.5.13-14

  3. 宇野賀津子、嶋田裕記、坪倉正治、尾崎章彦、橋野洸平、山本佳奈、越智小枝、森田知宏、高垣雅緒八木克巳、金澤幸夫、及川友好 
    福島県南相馬・相馬地域仮設住宅の健康に関する仮設懇親会と検診の取り組み:IFN-α産生能検査から見えて来たもの 
    第16回日本抗加齢医学会総会(横浜)2016.6.10-12

  4. 河合夏美、大澤拓也、高波嘉一、中田千聡、川合ゆかり
    運動習慣のない若年女性における骨格筋機能と酸化ストレスとの関係
    第16回日本抗加齢医学会総会(横浜)2016.6.10-12

  5. 内山巌雄 わが国の環境汚染と健康被害-補償行政から未然防止へ-
    第25回日本臨床環境医学会学術集会(郡山)2016.6.17-18

  6. 東賢一 室内空気汚染の健康リスク
    第25回日本臨床環境医学会学術集会(郡山)2016.6.17

  7. 長谷川武夫宇野賀津子 未来への展望―温熱療法はガン微小環境を改善する
    第18回関西ハイパーサーミア研究会(京都)2016.6.26

  8. 長谷川武夫宇野賀津子 温熱治療はガンの微小環境を改善する
    第33回日本ハイパーサーミア学術学会(筑波)2016.9.2-3

  9. 中島裕夫、宇野賀津子、藤堂剛 137Cs多世代慢性的経口摂取による低線量率内部被曝の子孫マウスにおける免疫能と発がんへの影響 
    第59回日本放射線影響学会(広島)2016.10.26-28

  10. 中島裕夫、宇野賀津子、藤堂剛 137Cs多世代慢性的経口摂取による低線量率内部被ばくを続けた子孫マウスのゲノム異変と発がん性
    第45回日本環境変異原学会(筑波)2016.11.17-18

  11. 土橋康成、小泉範明、山川稔隆、稲垣恭和、小林博喜、高木 剛、福本兼久
    京都市急病診療所受診後のフォローと迅速な地域医療連携により診断治療されたS状結腸軸捻転症の経験  
    第9回右京地域医療懇話会(京都)2016.11.26

  12. 宇野賀津子 多項目ビーズアレイ結果の非負値行列因子分解による解析の試み
    第22回MPO研究会(京都) 2016.12.2-3

  13. Uno K
    Using IFN production tests, clinical and psychological indicators to provide individualized support for evacuees living in temporary housing in Minami-Soma and Soma city (Fukushima).  第45回日本免疫学会総会学術集会(沖縄) 2016.12.5-7

講演会

1.7 藤田晢也『京都に発した近大西洋医学のビッグバン』(京都府病院協会平成28年度新春講演会)
1.14 宇野賀津子『低線量放射線の影響~福島から何を学ぶ~』
(福島原発事故後の危機管理と病院の対応 帝京大学板橋キャンパス危機管理委員会)
1.22 宇野賀津子『放射線の影響: 健康に生きていくために』
(平成27年度放射線・放射能に関するセミナー 宮城県大崎合同庁舎)
谷川真理『管理職のメンタルヘルス』(職員研修会、精華町役場)
1.23 宇野賀津子『放射線の影響: 健康に生きていくために』(平成27年度放射線・放射能に関するセミナー 宮城県県庁)
2.23 宇野賀津子『低線量放射線の影響と食の重要性〜低線量放射線と対峙して生きる〜』(放射線安全管理研修会、東京)
2.25 宇野賀津子『放射線・放射能の基礎知識〜福島から何を学ぶ〜』(玄海町役場)
2.27宇野賀津子『免疫力あげる方法教えます 福島での経験から』(奈良消費者ネットワーク 、奈良)
3.4 宇野賀津子『低線量放射線の影響と食の重要性〜低線量放射線と対峙して生きる〜』(放射線安全管理研修会、大阪)
3.14宇野賀津子『低線量放射線を超えて〜福島で健康に生きていくために〜』(富岡町視察と勉強会)
4.19-22 長谷川武夫『ハイパーサーミアとは』アラネタ財閥主催健康機器講演会(フィリピン)
4.27宇野賀津子『サイトカインハンティング 先頭を駆け抜けた日本人研究者達』(帝京大学特別講義)
5.10宇野賀津子『性差:生物学的・歴史的・社会的視点から考える』(京都大学特別講義) 
5.27 谷川真理『ストレスチェックの話』(職員研修会、精華町消防署)
5.27 谷川真理『新人のメンタルヘルス』(職員研修会、精華町役場)
6.24 谷川真理『腸内環境を育てよう』(職員研修会、精華町役場)
6.24 谷川真理『学校職場のメンタルヘルス/ハラスメント注意報』(精華町教育委員会、教頭会)
7.21 藤田晢也『腫瘍学』(同志社大学生命医科学部臨床医学概論講義)
宇野賀津子『放射線と免疫・ストレス・がん』(市民と科学者の放射線コミュニケーションネットワーク 第一回勉強会)
8.2 谷川真理『教職員のメンタルヘルス』(精華町教職員研修会、むくのきセンター)
8.9-10 宇野賀津子 『低線量放射線の生体影響と食の重要性〜福島から何を学ぶ〜 』
(「日本エネルギー環境教育学会第11回全国大会」シンポジウム)
8.12 宇野賀津子 『免疫とがん』(市民と科学者の放射線コミュニケーションネットワーク 第二回勉強会) 
8.17 宇野賀津子 『疫学の基礎 , 低線量域の発がんリスクの統計的有意性 について-年齢依存性の取扱いの重要性-』
(市民と科学者の放射線コミュニケーションネットワーク 第三回勉強会)
8.19 谷川真理『目・肩・腰』(職員研修会、精華町役場)
8.20 長谷川武夫『温熱治療時の非侵襲的温度計に付いて』(医療機器懇話会、大阪)
9.4宇野賀津子 『ふくしまから見る”性・家族”-災害が引き起こしたオトコとオンナの実態-』
(世界性の健康デー2016シンポジウム 性と神話—解き放つー 京都教育文化センター)
9.7 長谷川武夫『水素の生理活性』(水素水研究会、品川)
9.20 宇野賀津子『低線量放射線の様々な影響』(低線量放射線とその影響に関するシンポジウム 核融合研究所)
9.23 谷川真理『職場のメンタルヘルス』(職員研修会、精華町役場)
9.23 谷川真理『女性職員の健康リスクマネージメント』(精華町教育委員会、女性職員研修会)
9.28 長谷川武夫『ガン微小環境改善に付いて』(PUR研究会、大阪)
10.6 長谷川武夫『温熱治療と放射線治療併用に付いて』(癌治療研究会、大阪)
10.14 谷川真理『健康職場を育てよう』(職員研修会、精華町消防署)
10.27 宇野賀津子 『低線量放射線の影響と食の重要性〜福島の今〜』(原子力の日IHI横浜)
10.28宇野賀津子『放射線の影響: 健康に生きていくために』
(平成28年度放射線・放射能に関するセミナー 宮城県石巻合同庁舎)
10.29 宇野賀津子『放射線の影響: 健康に生きていくため』(平成28年度放射線・放射能に関するセミナー 宮城県庁)
11.26 土橋康成『京都市急病診療所受診後のフォローと迅速な地域医療連携により診断治療されたS状結腸軸捻転症の経験』
(第9回右京地域医療懇話会、京都)
11.2 宇野賀津子『病気に負けない健康な身体づくり』(高槻市立放課後子供教室)
11.12 宇野賀津子『放射線の影響: 健康に生きていくために』
(平成28年度放射線・放射能に関するセミナー 宮城県大崎合同庁舎)
11.15 宇野賀津子『低線量放射線の影響と福島の現状』(核兵器廃絶・平和建設国民会議平成28年度研修会、東京)
11.18 宇野賀津子 『放射線の健康影響と食の重要性・免疫力〜福島から何を学ぶ〜』 (中部原子力懇談会、名古屋)
12.13 宇野賀津子『食と健康の教育』(京都大学人間科学科特別講義)
12.17 宇野賀津子 『東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年、福島の復興を考える-知の統合に向けた専門家の役割-』(2016年10月度 技術士CPD中央講座、東京)

科学研究費助成事業

  1. 内山巌雄
    基盤研究(C) 「化学物質に対する非特異的な過敏状態の解明とその改善方法に関する研究」
    (平成28年度~30年度)

  2. 坂元直行
    基盤研究(C) 「進行がんにおけるQOL層別化ツールの確立と新規シンプソンマネジメント法の開発」
    (平成28年度~30年度)

  3. 宇野賀津子
    放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)
    「ビッグデータ解析による3.11以 降の放射線影響に関する科学者の情報発信とその波及効果の検証:クライシス時 
    に有効な科学者の情報発信法の開発を目指して」(平成28年度~30年度)